触れるArtsProject2008 準備から開催に至るまで
●「触れるArtsProject2008」の企画、準備から開催に至るまで
この「触れる作品展」は、ある個人の方の思いで、鹿児島盲学校の体育館で1時間だけの小さな展覧会として始まりました。喜ぶ子ども達の様子をみて、長く続けていって欲しいと、その方から私に突然お電話があったのが2005年。託された思いを形に!と、2006年、鹿児島市の二カ所の会場で「触れる作品展」を開催しました。 一回目は、鹿児島市の北に位置する鹿児島盲学校のすぐ近く、二回目は、鹿児島市の南の私設美術館で開催しました。会期中に3回も来てくれた盲学校の生徒さんもいました。 |
鹿児島で初めてとなった、出品されるすべての美術作品に触れることのできる展覧会は好評を博し、触れることをとおしてさまざまな心の交流やこれまで経験したことのなかったワクワクドキドキを楽しんでいただきました。でも、本来の芸術の楽しみ方とはそういうものではないでしょうか。思わず手を触れたくなる衝動を止めないこと。そんな作品を作れたことを作家もこの上ない喜びと感じるそうです。
「また来たいです!」と寄せられた多くの声に支えられ、巡回展まで含めてこれまでに通算4回開催。そして、5回目となる今回は、作品はもちろんですが、会場の持つ特別な雰囲気の中で「アートの世界」を心ゆくまで楽しんでいただきたいと、自然と一体となれる森の中の廃校を選びました。まさに、一歩足を踏み入れれば、自然と現代アートが不思議な調和を保つ、気持ちよくていつもとちょっとだけ違ったワクワクする異空間。そこで出会う、作品や人やさまざまなものに「触れて」それぞれが感じる心地よさを見つけてくださいね。 |
2008. 6 | 当法人通常総会で「触れる造形展2008」の開催計画を承認 |
2008. 7 | 鹿児島県の平成20年度「鹿児島県文化芸術活性化事業」の補助決定 |
2008. 7 | 開催場所、開催期間を正式決定。協賛者、関係者へ協力依頼開始。 |
2008. 7 | 出展作品等について作家や出演者との打ち合わせ。関係者の会場見学。 |
2008. 8 | 文化ボランティア養成講座のカリキュラム決定と講師選定、受講者募集開始。ポスター、リーフレットの作成開始。 |
2008. 9 | 文化ボランティア養成講座受講者募集と準備、芸術祭PR開始 |
2008.10 | 文化ボランティア養成講座開始。展覧会出展作品最終調整。会場整備準備開始。 |
2008.11 | 音楽プログラムを含む芸術祭全体の最終準備。作品搬入・設置。会場、周辺地域最終調整。 |
2008.11 | 本展開始。音楽プログラムを含む芸術祭開始。 |
■事前準備 ※詳しい作業の様子は、 かわなべ森の芸術祭便りvol.7~でご覧いただけます。 | ||
案内フラッグ採寸 | 案内フラッグ裁断 | 案内フラッグ縫製 |
■触れるArtsProject2008~かわなべ森の芸術祭~ 会場全体準備風景 | ||
資材搬入 | 作品搬入 | 横断幕を設置しました |
会場までの↑付き案内看板 | 市道からの会場引き込み付近 | 会場入口(旧小学校正門) |
これまでの造形展の紹介など | 次回へのメッセージボードと募金箱 | プロジェクト趣旨文 開始宣言! |
会場までの案内フラッグ仕上げ | 案内フラッグの仕上げも大詰め | 駐車場看板を作ってます |
今回のためにスロープを作りました | トイレに通じるスロープは有志制作 | スロープがついた校舎はこんな感じ |
会場内に特別駐車場あります | 一般駐車場は近くをお借りします | 有り難い取材も多数 |
今から案内看板設置に出発 | 地元の方が全面協力 | ミュージアムショップへの搬入 |
持ち込んだ寝具は100組分! | 会場が広いのでこれも大事なサイン | 設営は夜まで続きました |
■触れる造形展2008の設営風景 | ||
徳永直子さん、がんばってます | 浜田昭人さん、最終仕上げです | 濱田出穂さん、奥様が最終チェック |
キャプションだけでもスゴイ数です | 博多和宏さん、がんばってます | 博多さんも作品の一部? |
■野外オペラ「ヘンゼルとグレーテル」 大道具製作と会場準備風景 | ||
東大海さん、魔女の家に奮闘中 | お菓子の家の絵は、鹿大生作 | 見事に立ちました |
当日。音響資材もスゴイ数です | 音楽イベント当日用案内設置! | この日は野外オペラの日 |
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