触れる造形展2007会期中の風景

●「触れる造形展2007」の会期中のひとコマ
1,300名を越える方々が鑑賞された今回の展覧会。
これまで以上に、小さなお子様連れのお母さまの姿が目につきました。
また、県内各地からはもちろん、県外からの修学旅行生や観光客も多くお見かけました。 県外でも、こういったすべてに「触れる」ことのできる展覧会は珍しいのだとか。

私はこの展覧会に大きくて深い可能性を感じています。目の不自由な方々の芸術鑑賞をすすめられるということはもちろんですが、家族や友人、偶然一緒になった知らない人など、たくさんのいろんな人たちと「みんな一緒に触れあいながら」芸術を楽しんでいただきたいと思っています。

会場では、2ヶ月半にわたり研修を受けた文化ボランティアのみなさんに活躍していただきました。

出展作家のみなさまに趣旨にご賛同いただき、すべての作品に触れることができるとはいえ、それはこの展覧会だけの特別なこと。そのことを身をもってお伝えしていただいたのが文化ボランティアのみなさんです。
やはり、「触れる」ということは、汚れや破損というリスクも高くなるということなのです。 作品を守れるのはみなさんだけです、と重い責任を課せての大役を見事にこなしていただいた素晴らしい方々です。
 

■子供たちの生き生きとした表情
 
■目の不自由な方が、手で作品を鑑賞。熱心さと鋭い感覚に感嘆!
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■これまでと違った展覧会に、戸惑いながらも触って楽しむ人々
 

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