いよいよ特別講座に突入!ますますおもしろくなります!
10月17日、最後の基礎講座となった「知的な障害がある方々のこと」。
20年以上の現場での実績をふまえたお話は、リアルであって、本音であって、こういう場が持てて本当によかったと思える講座でした。研修生のみなさんも双方向情報シート(※毎回、講師への質問や感想を双方向にやりとりできるようにしています)に書いていらっしゃいましたが、「障害」についてクリアになったことがいっぱいありましたね。。
これまでの3回の基礎講座は、日常の生活や実社会、または他のさまざまなボランティア活動に活用できる内容で組んでありました。わかっているけど、改めて「なるほどな」ってことばかりでしたよね、みなさん。。
それに気づけただけでも感謝です。
講師のみなさん、ありがとうございました。
それより何より、研修生のみなさんが積極的に楽しんでくださって、講師のみなさんも思わず熱く語ってしまったっておっしゃってましたよ。こういうものがおもしろくなるかならないかって、やはりお互いの「思い」なのかもしれませんね。
そして、10月23日、いよいよ特別講座に突入しました!
この文化ボランティア養成研修に特化した内容が始まりました!!
まずは、出展作家である福岡在住の美術家「藤浩志」さん。
ごめんなさい。。あまりに講座が白熱して写真を撮るのを失念してしまいました。が~ん。。
近日中に、ホームページを整備しますので、そちらで動画をご覧いただければと思います。
ご自分の作品を紹介しながら、作品作りに至るまでの経緯や感動が形になる時のお話など
熱く語っていただきました。
研修にご参加のみなさんは、本当にさまざまな環境、立場の方々で、「芸術」にこれまで全く関わりのなかった方々ももちろんいらっしゃいます。だから、初めて聞く話でよくわからないこともあるかもしれません。でも、これから一緒に展覧会を作っていく中で、出展作家さんたちと触れあったり、作品と深く向かい合う中で、「あ!そういうことか!」ってわかってくることもきっとあると思います。ずっとわからないこともあると思います。でも、それでいいんです。「わからないこと」は「悪いこと」ではないのです。或いは、それが「アート」なのかもしれません。
今回の文化ボランティア養成研修の主たる目標は、12月の展覧会でのサポートですが、それに留まらず、この研修をとおして、日常の生活の中で、モノの見方が変わったり、人との関わり方が変わったりと、今までとは違う毎日の楽しみ方に気づいていただければいいなぁと思っています。
また、研修を受けながら、一緒に「展覧会」という非日常的な物事を作っていき、「芸術」のこれまでと違う側面を見て楽しむという経験を活かして、「アート」で人と人とをつなぐことや、美術館や劇場、ギャラリーへの違う関わり方、例えば、「アートボランティアが案内するギャラリーツアー」などをしてもとてもおもしろいと思うんですよ。
可能性はいっぱいいっぱい広がっています。
引き続き、研修をがんばりましょうね!これからの楽しい人生のために。。