SA・KURA・JIMAプロジェクト2007

 

 

 

 

 

 

 

 


SA・KURA・JIMAプロジェクト2007

火を噴く島、桜島を舞台としたアーツプロジェクト場所:桜島古里町 旧旅館「山下家」鹿児島市古里町1078期間:2007年7月14日(土)~8月5日(日)の23日間(好評の為、当初の7月29日からの期間を延長。)

 

HP :http://www.sakurajima.gr.jp/arts/ ※閉鎖

ブログサイト: http://artkazan.exblog.jp

主催:SA・KURA・JIMAプロジェクト実行委員会

共催:NPO法人桜島ミュージアム/NPO法人 文化芸術支援NPO PandA

<コンセプト>生まれたばかりの地球は、マグマの海に覆われていた。大気中の水蒸気は、豪雨となり海を創り、ここから生命誕生の壮大なドラマが始まる。桜島の爆発は地球の鼓動、錦江湾の噴出孔は生命誕生の息吹。火を噴く雄大な山は太古の昔より人々に恐れられ、崇められ、山自体がひとつの神体として、南九州の風土、文化に大きな影響を与えてきた。アーティスト(美術家、音楽家)は荒々しい自然環境と対峙する土地のエネルギー、すばらしさを再発見し、自然と人・人と人の関係を問い直すという重要な役割を担っている。SA・KURA・JIMAプロジェクトは、アーティストが桜島に滞在し自然を感じながら制作する、地域と深く結びついたアートプロジェクトである。

彼等が桜島全体を創作の場、発表の場として利用する。やがて作品は増殖・成長する。

桜島とアーティスト達の共振が、ここに新たな「場」を生み出すだろう。

「White・Workshop-ホワイト・ワークショップ」 by PandA2007年7月1日(日) 13:00~17:00

「Kodomo・Arts-コドモ・アーツ」 by PandA

2007年7月8日(日)
10:00~17:00(時間内いつでも可)

早川由美子は、客室をそのまままるごと「白く」し、既存の価値観を変化させた上で、来観者と一緒に新しい価値観を作り上げていくワークショップを開催。壁、天井、室内のテーブルやイス、掛け軸にいたるまですべてそのままで全く違う世界に変身していく様子に、来場者誰もが一筆参加をしたくなるワークショップとなった。開催期間中、日々変化する作品に、参加者がリピートする現象が多く見られた。

部屋の入口 すべてが白一色に!            真剣に色を塗る子どもたち
仕上げ作業            完成!
台風のさなかにはじまったオープニングの翌日、7月15日は、1階ロビーを会場に、ライブイベント「モノクローム・クール」が開催されました。昼の部は、深見郁(ふかみあや)さんのピアノ弾き語り、夜の部は歴史に思いをはせながら島津義秀さんの薩摩琵琶に聞き入り、その後、がらりと雰囲気が変わって、VISION QUESTAのクラシック・ラテン・ジャズを楽しみました。
深見郁(ふかみあや)さんのピアノ弾き語り 島津義秀さんの薩摩琵琶
         演奏に聴き入る聴衆 VISION QUESTAの演奏
ライブイベント SA・KURA・JIMA-LIVE

~モノクローム・クール~2007年7月15日(日)

▼DAY-PROGRAM
14:00~14:40 深水 郁♪ピアノ弾き語り
▼NIGHT-PROGRAM
19:00~20:00 島津義秀♪薩摩琵琶
20:15~21:15 VISION QUESTA♪クラシック・ラテン・ジャズ

にわとりスケッチ大会2007年7月21日(土)13:00~15:00

■全国から集まったアーティスト(芸術家)が桜島に滞在し、制作した作品(一部)と、会場の雰囲気
手作りの万国旗 台風の中、オープニング
テープカット                1階受付とロビー 旧旅館備品を使った本棚
作家の部屋への入口 作家の部屋へ
作家の皆さんが、与えられた空間で、才能と工夫をフルに発揮して表現した作品
旧旅館のお風呂を利用したCafe
           1階ロビーで見られた光景
   開館前の朝礼 作家集合
■制作過程と会場の裏側
テーブルを使って 座椅子と写真を使って       客室の畳と床板をはがして
客室の天井をはがしたら、こんな空間が 猛暑日の暑さの中で 飾りつけの作業
       客室が少しづつ変身 廊下も変身 子どもたちのために準備
      ガラクタが片付けられ、作品が姿を現し始める
作品の前に部屋を 溶岩を加工 あまりの廃墟に呆然?泰然?そして本領発揮
部屋の中に 炎天下、溶岩を組立て、作業 本領発揮中
地元中学生が応援に 近くの小学校跡の講堂で     旧旅館の庭で
露天風呂を使って 「未来」の製作中 1日3回の食事は、腕自慢の作家が担当
皆で食事 帰途につく作家の見送り 「感動をありがとう!」作家が去って、寂しくなった会場で、残された荷物の発送作業