強烈な色使いやダイナミックな造形によって国内でも広く知られている韓国を代表する現代アーティスト　チェ・ジョンファの個展が10月14日（金）から霧島アートの森で開催されます。
それに先行して、チェの代表作といえる「Breathing Flower」をはじめ，彩りにあふれた野菜や果物などをかたどった巨大なバルーン作品を展示します。今回の「フルーツツアープロジェクト」は，展覧会開幕前にバルーン作品が鹿児島県内を旅行するプロジェクトです。
柔らかく軽い巨大な物体がまるで生命体のように揺れ動く様は，普段見慣れた風景を非日常的な景色へと一変させ，観る者に日常とアートの境界を問いかけることになるでしょう。

PandAは、本展に先駆けて、多くのみなさまに「フルーツツアー」を楽しんでいただけるようお手伝いいたします。

ご来場をお待ちしております。

鹿児島県霧島アートの森　開館20周年記念特別企画展
チェ･ジョンファ展「生生活活(せいせいかつかつ)」〜あらゆるものは，輝くだろう〜

関連事業企画

フルーツツアープロジェクト（Fruit tour Project）

期　日：2022年9月23日(金・祝)～25日（日）10:00～16:00
会　場：宝山ホール・鹿児島市中央公民館前

※雨天時は中止となります。このイベントの開催状況や最新情報は、霧島アートの森公式ホームページでご確認ください。

▽作家プロフィール
チェ・ジョンファ（崔正化　Choi Jeong Hwa）
1961年生まれ。
2005年ヴェネツィア・ビエンナーレ韓国館代表作家。2018年平昌パラリンピックでは開・閉会式のアートディレクターを務めた。日本での主な展覧会に「横浜トリエンナーレ」（2001/神奈川），「チェ・ジョンファ OK！展」（2009 十和田市現代美術館/青森），「六本木アートナイト」（2010 2016 2019/東京），「瀬戸内国際芸術祭」（2013/香川），「福岡アジア美術トリエンナーレ」（2014/福岡），「チェ・ジョンファ Blooming Matrix 花ひらく森展」（2019-2020 GYRE GALLERY/東京）など。2002年に本館のレジデンス事業でワークショップを実施。本館コレクション作家。

▽参考作品

紹介画像：≪Fruit tour≫ 2020

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