アートマネジメント入門編 成果発表イベント
寒さも緩み晴天に恵まれた2月24日、文化芸術による地域活性化講座アートマネジメント入門編の成果発表を開催しました。
2017年6月に約30人の受講生が初めて顔を合わせてから約10か月。3つのグループに分かれ、それぞれが練り上げてきた企画を発表する大きな山場となる一日です。約1年、スタッフとして関わってきた私も会場を見学いたしました。それぞれのグループが講座の内外でミーティングを重ね、準備をしてきた集大成に触れ、大きくこころを揺さぶられました。
天文館のギャラリーでの企画展「なくてもいいものなんでしょうけど」では、
天文館で長い間お店を営んでいる店主のみなさんの思わず目頭が熱くなる言葉に出会い、紹介されていたお店に行ってみたくなりました。
西郷隆盛銅像前の広場での「描く重ねる西郷さんと」では、おなじみの西郷隆盛像の周りに、透明アクリル板に描かれた色とりどりの風景が出現!
見慣れた風景が、参加した方々の手によって変化していく様子がとても興味深いイベントでした。みなさん青空の下で楽しそうにペンを握っている姿におもわず顔がほころびます。
ヒトトキアヤノさんと東慎一郎さんの2人のアーティストによるライブペインティング「酔くろうアートナイト」は夜からの開催。
この線が何を描いているのか、なんでこの色なの?来場の方の率直な疑問にその場で答えていただきました。直接アーティストの方とお話できるのも、このイベントのおもしろみのひとつです。みなさんおいしい食事とお酒と共にたのしいアートな夜を過ごされていました。
会場で受講生のみなさんの達成感と緊張が入り混じった顔を見ていると、おつかれさまでした!と声を掛けたくなりました。
講座は残すところ3月10日の成果報告会のみとなりました。
きっと感動のフィナーレとなることでしょう!
スタッフ K