アートマネジメント入門編 大きな山場の実践編第1回目
早くも実践編へと突入した文化芸術による地域活性化講座アートマネジメント入門編。
この事業の大きな山場である「イベント企画を立てる」は、受講者がアートマネジメントの立場で企画を立てられるかが最大のポイント。
受講生は、統括講師の井原さんが、これまでの本講座座学で学んできたことを振り返る復習編を説明されるのを聴きながら、宿題として取り組んできた自らが作った企画に再度思い巡らせているようでした。
大きく3つに分かれたグループの中で受講生それぞれによる企画プレゼン後、アート性、実現可能性、社会性、新規性など数字的評価での企画の絞り込みが行われ、3つの企画案が決定。企画内容による最終希望グループへの受講生の移動が終わった後、チームでの初仕事としてA4用紙を使ったゲームが行われ、単なるグループから、思いを一つにしてゴールに向かって進んでゆく仲間としての「チーム」へと変わった瞬間でした。
決定したとはいえ、粗削りでほわっとした企画内容からは、受講生の迷いや思い込み、伝えきれていない大切なコト、など、受講生の生みの苦しみとは別の、運営側の課題もたくさん見えてきました。
すべてはこれから。受講生とともに議論と思考を重ね、まだ見ぬ企画と受講生のこの経験をより良いものにできたらと思っています。