アートマネジメント入門編 基軸講座の第2回目終了!

前回第1回目の開催から2週間が経ち、早くも第2回目の講座を迎えた6月24日。

今回は、このアートマネジメント入門編の基軸講座で、これから成果発表までを引っ張り、ぶれないようにすることを学ぶ重要な講座です。もちろん、講座終了後、それぞれがそのフィールドでこの経験を活かすためのエンジンになるものでもあります。

講座開始を告げる統括講師の井原慶一郎さんからのお話の中でもその事が伝えられ、講座がスタートしました。

今回その重要な役を務められたのがサポート講師の市村良平さん。開始前、胃が口から飛び出しそうだとおっしゃっていた市村さんですが、入念な準備とこれまでのご自身の経験をすべて渡たそうとされているようにも見える熱意が感じられる講座は、見事なまでに完璧でした。

脳のあちこちを刺激するようなゲームやスピード感のある進め方で、受講者の心の内や頭の中にモヤモヤとある思いが引き出されていきます。そして、それらをどう企画に反映させていけばいいのか。アンケートからは、まさに開眼しました!といったような喜びの声も窺えました。

基軸講座であるので、統括講師の井原さんの眼差しも鋭く、市村さんと受講生の一挙一動を温かく熱心に見守っていました。最後のまとめでは、企画の組み立て方を分析して考え方を形式化しただけでなく、わかりやすく誰でもそれが実行できるところが素晴らしいと話されました。

 

私もそこそこ長くアートマネジメントに携わってきましたが、この世界も日々進化していることを感じました。優秀な人材によって、こうして更に深みと広がりを見せていくアートマネジメントとそれによる豊かなアートシーンが展開していく事をとても楽しみに思いました。

米国から日本に入ってきてからはまだ30年程の考え方ですが、日本型のアートマネジメントの在り方を模索し、優秀な人材と貴重な機会で試行錯誤を続けていることが感じられるよう、入門編と言えども、今できる最高の講座内容にすべく、受講生のがんばりに負けないよう主催・運営側でも検討を続けています。

どなたでもご参加いただける特別講演も今後告知していきますので、どうぞお楽しみに!