落ちてくる葉っぱを狙え!



あー、これ、これ!パチリ!うーん、間に合わない。。落ちてくる葉っぱを撮るってむずかしい!! 落ちてこないかなぁ。。ひと風吹けば、一斉に葉っぱが舞い落ちてシャッターチャンスです!

落ちてくる葉っぱを待つ友人を撮ってます。思わず、にやけてしまう。だって、こんな無心の彼女は見たことないもの!それから、木の枝から舞落ちる葉っぱを着地するまでにカメラに収めるゲームにもトライ!ひざを柔らかくして葉っぱが落ちる速度やリズムに合わせて撮る。まさにカラダを使ったカメラワーク。上手に撮ろうとかではなく、とにかく葉っぱを追いかけること!

そんなゲームを通して、写真をもっともっと自由に撮る楽しみを体感。山を下りながら自由にシャッターを切る参加者は、カメラを楽しみの遊び道具として使いこなしていました。このワークショップでは、「今まで知らなかった写真の表情を知ることができた」「写 真はブレてはいけないと思ってたけれど、とにかく無心に撮り続けていると思いがけない写真に出会うことができた」「動きのある写真がおもしろいことに気づいた」などの新しい発見をした参加者が声がいっぱい。

いつのまにか、鹿児島のいつも自分たちが見ているの風景の中で、遊びながら、でもしっかり「魅力ある写真を撮るにはどうするか」を身をもって学んでいた2時間でした。あまりにも身近にあって見逃しがちな魅力をたくさん感じると共に、世界で活躍する写真家のエネルギーと魅力を肌で感じた貴重な時間でした。 特に印象的だったのは、雨の合間の森の広場が広々ときれいだったこと。城山にこんな広場があるなんて。木々の緑と黄色や茶色の葉っぱの絨毯のコントラストがきれいで、囲まれた空間が遊び場にはぴったりなような。でも、ひとりで鬼をしてたら少し寂しいようなところでもあるよね。
 かくれんぼのカウントダウンは、森じゅうにちらばったみんなに聞こえるように、私やスタッフが大声で叫んだ。その声が森に吸い込まれていく。いい空気の中で目一杯息を吸って大きな声を出すということが気持ちよく、それがずいぶん小さな頃から忘れていた自然の中の「自然な行為」だと気づいた。
 面白かったのは鬼ごっこでステキな隠れ方をしてる参加者。落ち葉の中にすっぽりと身を包んでしまった。一番背の高い男の人だったけど、全身木の葉の中。隠れながらもとても気持ちよさそうでした。あと、木の上に身を隠している参加者。二番目に背の高い男の人。かなりすっきり同化している。そして、いるはずだけど走り回ってて、なぜか全然見えない一番小さな男の子。男の人は遊びの天才なのかって思っちゃいました。 ワークショップ
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