「私のアートな1日」



9時半、レンタカーのナビをセットしてスタート。最後は住宅地のかなり細い道をちょっと心細くなりながらハンドルを切っていくと三宅病院のはす向かいに瀟洒な建物が見えてきた。一階の隅に陶芸展示のコーナーがあり、2階が絵画の展示フロアだ。この美術館は企画展をやることが通常多いのだが、訪れたときはありがたいことに「収蔵品展」。初めて訪れる私にとっては、この美術館の性格を知ることができてむしろ嬉しい。海老原喜之助画伯をはじめとする地元ゆかりの作家を中心としたコレクション。ゆったりとした展示スペースで心地よく鑑賞できる。一階の陶芸コーナーでは長太郎焼3代目有山流石のミニ作品展が開かれていた。これらを約1時間かけて楽しんだあと、市内城山町の「黎明館」に向かった。開催中の「第36回鹿児島陶芸展」では県下の陶芸家の力作がズラリと並び、創作部門109点、テーマ部門125点をすべて見るのは実に疲れる。やはり鹿児島は陶芸という文化の底辺が、広く深いのだろう。昨年、東京で見た日本で最大規模の陶芸公募展「日本陶芸展」を見たときより、惹かれる作品が多く感じられたような気がする。


次いで、すぐ近くの「市立美術館」へ。ここは今年2回目だ。2階で収蔵品の常設展と企画展をやっている。通常入場料金200円だが、一年間何度でも入れる年間パスポートが400円という破格の安さ。鹿児島の人ならいつもそれを財布に忍ばせておけば、ちょっと時間のあるとき、気軽に一流の美術に触れられるので、心豊かな気分じゃないかな?たとえ滅多に行かなくてもね。市立美術館の1階では「日本に向けられたヨーロッパ人の眼」という入場無料の写真展の初日。2時からの出品作家によるギャラリートークに参加してみた。イギリスとルーマニアからの写真家が、昨年、鹿児島で撮影した自分の写真について語る。キュレーターの方も参加されてたので、いろんな角度でのハナシが聞けて面白い。展覧会には、けっこうこのようなイベントが組まれているので、積極的に参加することで、何倍にも展覧会が楽しめる。









三宅美術館
OPEN:午前10時~午後4時30分 水曜休館
鹿児島市谷山中央1-4319-4 TEL: 099-266-0066
http://www5.synapse.ne.jp/miyake-art/
鹿児島県歴史資料センター「黎明館」
OPEN:午前9時~午後5時 月曜、毎月25日休館
鹿児島市城山町7-2 TEL: 099-222-5100
http://www.pref.kagoshima.jp/reimeikan/
鹿児島市立美術館
OPEN:午前9時30分~午後6時 月曜休館
鹿児島市城山町4-36 TEL: 099-224-3400
http://kagoshima.digital-museum.jp/artmuseum
霧島アートの森
OPEN:午前9時~午後5時 月曜休館
鹿児島県姶良郡湧水町木場6340-220 TEL: 0995-74-5945
http://open-air-museum.org/ja/
天文館画廊
OPEN:午前11時~午後7時 月曜定休
鹿児島市東千石町3-45 アートホール TEL: 099-219-3337
http://arthall.sub.jp/
Mizuho Oshiro ギャラリー(HANASAKAN Caf'e)
OPEN:午前11時~午後10時 水曜定休
鹿児島市紫原6-51-25 TEL:099-813-5460
http://www.btvm.ne.jp/~mo-g/


