時の芸術祭09
時の芸術祭09
今世紀世界最大の皆既日食を永遠の想い出に変える「時の芸術祭」
2009年7月18日(土)~7月26日(日)
鹿児島市と種子島
NPO法人PandAは、「時の芸術祭・鹿児島」に共催として、「時の芸術祭・種子島」は運営協力として携わってきました。
太陽と月
太陽丸・月丸造船計画
日比野克彦さんが展開する「種は船プロジェクト」を世界一級の乗降客数を誇る鹿児島市の港と、「種の島」種子島で展開、アポロが月面着陸をした40年後の7月20日に、種子島で二つの船が重なり合い、皆既日食を演出しました。
鹿児島FUNEプロジェクト
2009年の皆既日食に際して、日本一の乗降客数を誇る鹿児島の港とFUNE(船)をモチーフに、時の芸術祭のアートディレクター日比野克彦さん監修のもと、ダンボール等を素材としたFUNE(船)を制作展示しました。
大勢の市民が様々なメッセージをFUNE(船)に託し、鹿児島から皆既帯を通して世界へ出航(発信)しました。
FUNEプロジェクト展示 桜島フェリーターミナル
Exhibition 鹿児島会場
桜島フェリー船内、フェリーみしま、フェリーとしま、ウオーターフロントパーク、桜島なぎさ公園他
このイベントは、PandAがプロデュースしました。
太陽にある煙突に向かって煙が吸い上げられ、そして燃やされ、煙は消えてしまいます。
頭の中に詰まった、なんかわからないものだとかを、頭に付けた煙突がすうーっと中から外へ導いてくれます。月にも煙突があるのですが、今回は太陽までもくもくと昇っていったみたいです。
●素材 アクリル画・ピューター鋳造
場所:ドルフィンポート中央階段踊り場
宇宙に居る大きなタイ君は、ある日まんまるの太陽が 美味しそうだな?と思い、
思わずパクリと食べてしまいました。
するとタイ君のお腹が光りはじめて……
昔の人は、日食を案外こんな風に考えていたのかも、知れません。
場所:ドルフィンポート 物産館側階段下
人はふわふわ光の刺す方へ。
向かってたら誰かと出会って、別れても、そのうちどこかでまた出会う。
それはぐるぐる廻る地球に生きていているからだ。
旅の途中。たびたび、こんにちは。
場所:フェリーとしまターミナル内
月の時を巡るフェリーとしまと、太陽の時を巡るフェリーみしま。
足下にうごめく宇宙、頭上に降りそそぐ宇宙、引力に呼応する海。空に開かれた場所で。
場所:フェリーとしま展望デッキ
フェリーみしま展望デッキ
(被写体は作家ではありません)
vacuum:真空、真空領域/空虚、空白、 の意。
日食が象徴するもの、太陽と月、生と死、結合と解放、などをキーワードに描きました。自分にとっての二元性や曼陀羅のようなものをイメージしています。
場所:桜島フェリーターミナル内(桜島側)
月と太陽と地球が一直線に重なるとき、ハナクラゲたちはやってくる……!ハナクラゲ星人は、空中を泳ぐのが大好き。それに、この日食の下で泳ぐのを、待ち望んでいたのだ!「さあ、泳ぎに行くぜ!」キミも、もしかしたらハナクラゲを目撃できるかも…
※画像がわかりづらくて申し訳ありません
場所:第十六桜島丸フェリー内
もっと普通の生活の中に、美術が入り込んでいけたらいいなと思います。型通りのエンターテイメントでなく、生身の人間が目の前で描く些細な楽しみ。好きなミュージシャンの路上ライブを見て、投げ銭を入れるように、ライブペインティングを見て、投げ銭を入れたりして楽しんで下さい。
追記:7月26日 最終日の一番最後に描きあげられた作品です
場所:ドルフィンポート 1階通路
ものは時間の流れに逆らう事ができないもので、人間も当然例外でないのだが、行為はその瞬間のみの出来事でありながら記録・記憶は時間に束縛されることはないということは大変不思議なことである。本作を通して私が持つ時間という概念に対する不思議な気持ちが伝わればと思う。
映像作品です
場所:桜島フェリーターミナル内(鹿児島側)
2009年7月22日。
自然破壊と宗教、民族紛争の傲慢の頂点から降りる日。
宗教,民族、言語を超えて、すべてを輪の中に。
新しい生命文化を考える。
場所:桜島 溶岩なぎさ公園
鹿児島君は思春期真っ盛りの中学生です。
晴れ着を着てる鹿児島君も居ます。
セーラ服姿の女の子に片思いしてます。
思春期の頃は、晴れたり曇ったり。毎日がドキドキです。
太陽的な存在のあの子にドキドキです。
場所:南埠頭旅客ターミナル
ドルフィンポート前 ウォーターフロントパークに設置された大型ビジョンでの映像作品でした。
ドルフィンポート前 ウォーターフロントパークに設置された大型ビジョンでの映像作品でした。
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