触れる造形展2007の開催に至るまで

●「触れる造形展2007」の開催に至るまで


この「触れる作品展」は、ある個人の方の思いで、鹿児島盲学校の体育館で1時間だけの小さな展覧会として始まりました。喜ぶ子ども達の様子をみて、長く続けていって欲しいと、その方から私に突然お電話があったのが2005年。託された思いを形に!と、昨年、鹿児島市の二カ所の会場で「触れる作品展」を開催しました。
一回目は、鹿児島市の北に位置する鹿児島盲学校のすぐ近く、二回目は、鹿児島市の南の私設美術館で開催しました。会期中に3回も来てくれた盲学校の生徒さんもいました。

 
2006年ハートピアかごしまの会場全景



鹿児島で初めてとなった、出品されるすべての美術作品に触れることのできる展覧会は好評を博し、触れることをとおしてさまざまな心の交流やこれまで経験したことのなかったワクワクドキドキを楽しんでいただきました。でも、本来の芸術の楽しみ方とはそういうものではないでしょうか。思わず手を触れたくなる衝動を止めないこと。そんな作品を作れたことを作家もこの上ない喜びと感じるそうです。
「また来たいです!」と寄せられた多くの声に応えるため、そして、作品に触れながら大人も子どももみるみる素敵な表情になっていくあの感動にもう一度会いたくて、今年も開催しました。


 
 
2006年の「触れる作品展2006」のひとコマ
     
     
●「触れる作品展 2006 」世間の声から
南日本新聞 2006年5月29日掲載
南日本新聞 2006年6月15日掲載
読売新聞 2006年7月1日掲載

南日本新聞 2006年7月1日掲載

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